7/4研究授業

公開日 2025年07月04日(Fri)

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 数学科・杉山先生による「微分の応用」の研究授業が行われ,生徒たちはペアで関数を選び,積からなるグラフをタブレットで描いていきました。先生は机間巡回でつまずきを即フォローしながら,前面モニターに生徒のワークを映し「なるほど,この解き方は参考になるね」と賞賛し「この関数ならどうなる?」と問いを投げかけ,生徒自身が軌跡の意味や微分の働きを言葉にする場を創出していました。こうした活動を通じて,今日の授業では,本校独自の「SP9(松陽プライド9つの力)」の,「基礎力」(基礎習得のために努力する力),「自奏力」(自ら目標を定め個性を伸長する力),「創造力」(新たな価値を生み出す力),「自彩力」(自らの在り方や生き方をデザインする力)が育まれます。タブレットによる可視化は,微積分の理解を直感的かつ視覚的に強化し,学習意欲を高める効果もあります。杉山先生の授業は,生徒が“数学で学ぶ”場の設計そのものであり,今後の授業設計にも示唆を与える実践でした。